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米国務長官「中国の透明性は基準を下回る」

2021年2月2日 10:22

アメリカのブリンケン国務長官は、新型コロナウイルスの発生源を調査するWHO(=世界保健機関)の調査団受け入れをめぐり、中国の透明性は「基準をはるかに下回っている」と批判しました。

ブリンケン国務長官「今日に至っても、中国は国際社会に必要な情報を提供すること、専門家を中国に受け入れることに関しては基準をはるかに下回っている」

NBCテレビのインタビューでブリンケン長官は、「透明性の欠如は深刻な問題で、継続している」と批判し、中国にさらなる情報公開を求めました。

また、トランプ政権が引き上げた中国への関税について、「我々の利益になっているかを確認する必要がある」として、適切かどうか再検討していると述べました。

一方、北朝鮮の核開発については「時間とともに悪化している問題だ」として、まずは全面的に政策を見直し、追加の制裁の必要性などを判断するとしています。