WHO調査団 武漢のウイルス研究所を視察
新型コロナウイルスの起源を探るWHO(=世界保健機関)の調査団が、中国・武漢のウイルス研究所を訪れました。研究所をめぐっては、アメリカのトランプ前政権がウイルスの流出を主張していて、中国側の説明が焦点です。
調査団は日本時間の3日午前10時過ぎ、「武漢ウイルス研究所」を訪れました。
中国メディアによりますと、調査団は研究所の実験施設を訪れるほか、日常の業務などについて説明を受けるということです。
研究所をめぐっては、アメリカのトランプ前政権が新型ウイルスの流出を主張、これを中国が全否定するなど米中対立の火種の一つになっていて、中国側がどのような説明をするかが焦点です。
また、研究所では、コウモリのコロナウイルスを研究し、バットウーマンとの異名を取る石正麗研究員との面会も予定しているということです。