北、4年前のICBM発射を「記念日」に
北朝鮮が2017年にICBM=大陸間弾道ミサイル「火星15」を発射した日を、新たに「ロケット工業節」という記念日に定めたことがわかりました。
これは、北朝鮮の今年のカレンダーから明らかになったものです。
NNNが入手したカレンダーは、北朝鮮から送られた画像データを中国で印刷したもので、女性兵士の姿などが挿絵に使われています。この中で11月29日の欄をみると、これまであった「航空節」に加えて、今年、新たに「ロケット工業節」と記載されていました。
11月29日は、北朝鮮がアメリカ本土が射程に入ると主張するICBMを4年前に発射した日で、「ロケット工業節」の記載は去年までなかったため、新たに記念日に指定されたとみられます。
北朝鮮の金正恩総書記は、先月の朝鮮労働党大会で核・ミサイル開発を推し進める方針を改めて強調していました。