中国当局 SNS「クラブハウス」を規制か
アメリカ企業が運営する音声を使ったSNS「クラブハウス」が8日、中国本土で接続できない状態が相次いでいます。「クラブハウス」を利用して人権問題なども議論されており、当局が規制に乗り出した可能性があります。
ロイター通信によりますと、「クラブハウス」は中国本土で8日夜からサイトにアクセスできない状態が起きています。
中国本土では、以前からフェイスブックやツイッターは利用が認められていませんが、音声による新たなSNSとしてアメリカから急速に広がっている「クラブハウス」は、規制の対象になっていませんでした。
クラブハウスは参加者を「招待」してグループを作り、自由に話すことができることから、香港や新疆ウイグル自治区の人権問題などについての議論にも利用されていました。
このため中国当局が規制に乗り出した可能性があります。