クーデターへの抗議活動が続くミャンマーの首都ネピドーで９日、警察がデモ隊に放水や威嚇発砲を行っていて、緊張が一段と高まっています。

ネピドーでは、９日も市民らが「軍事政権はいらない」と抗議の声を上げ、警察が前日に続いて放水を浴びせました。

ＡＦＰ通信などによりますと、警察は空中に向けて複数のゴム弾などを発砲。実力行使の度合いを強めています。

デモを抑え込むため当局は８日、最大都市ヤンゴンなどの一部の地域で５人以上の集会を禁止しましたが、市民らはこれを無視するかたちでデモを続けています。

圧力を強める治安当局とデモ隊の衝突が懸念されています。