【米大統領選】ハリス氏“ラストベルト”3州取れるか 陣営幹部「現状には満足している」
アメリカ大統領選挙は、日本時間の6日朝から開票が始まっています。ハリス副大統領とトランプ前大統領による歴史的な大接戦となっています。民主党候補のハリス副大統領がいる、首都ワシントンから中継です。
ハリス氏の母校・ハワード大学には、多くの支持者が集まり、主役の登場を今か今かと待っています。私の後ろのモニターで、ハリス氏が選挙人を新たに獲得したことが伝えられると、支持者から大きな歓声が上がるなど、会場は熱気に包まれています。
ハリス陣営の幹部が声明を発表し、「想定通りの大接戦だ。現状には満足している」と述べました。ただ、激戦州のうち、開票が他よりも早いジョージア州とノースカロライナ州では、トランプ氏がハリス氏をわずかにリードしていて、ニューヨーク・タイムズは、「トランプ氏が勝利する可能性が高い」と報じています。
ハリス氏にとっては、伝統的に民主党が強いラストベルト=さびた工業地帯のペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン、この3つの州を取れるかが勝利に向けた最大の焦点です。中でも激戦州最多の選挙人19人を抱えるペンシルべニア州では、開票率77%で、ハリス氏が47.8%、トランプ氏が51.2%と接戦となっています。
この後、会場に姿を見せるとみられるハリス氏が何を語るのか注目です。