米元国連大使“トランプ氏は落ちぶれた”
アメリカのトランプ前政権で国連大使を務めたニッキー・ヘイリー氏が、トランプ氏について「あまりにも落ちぶれてしまった」と批判に転じました。
ヘイリー氏は、2017年~2018年までアメリカの国連大使としてトランプ氏に直接電話で意見を言える存在として知られ、その後も支持を表明してきました。しかし、12日に公開された有力政治サイト「ポリティコ」のインタビューでヘイリー氏は一転し、先月の連邦議会議事堂の占拠事件を受けて、「彼は選んではいけない道を選び、我々は彼についていくべきではなかった」と批判しました。
また、トランプ氏が2024年の次の大統領選に再び出馬する可能性については、「できないと思う」と否定した上で、「トランプ氏はあまりにも落ちぶれてしまった」と述べました。
ヘイリー氏自身も大統領選への出馬が取り沙汰される中、トランプ氏との距離をとった形です。