潜水艇不明から3日 再び「水中から音を感知」
「タイタニック号」の残骸を探索する潜水艇が消息不明になって 丸3日が経過しました。懸命の捜索が続く中、現地時間21日にも水中から音を感知したということです。中継です。
つい先ほど、アメリカの沿岸警備隊は、潜水艇に残された緊急用の酸素が日本時間22日午後8時過ぎに尽きると予測していると明らかにしました。
現地当局は、捜索範囲をさらに拡大し、水中から感知した音の発生源の特定を急いでいます。
「タイタニック号」の残骸を探索する潜水艇「タイタン」は、マサチューセッツ州から東におよそ1500キロ沖合で18日から消息不明になっています。
潜水艇には5人が乗っていますが、刻一刻と酸素が減っているほか、食料や水も限られています。
こうした中、捜索を指揮するアメリカの沿岸警備隊は、現地時間21日の捜索でもカナダの哨戒機が水中から音を感知したと明らかにしました。
沿岸警備隊「希望を持つ必要がある。しかし、その音が何かは分からない。ただ言えることは、我々は音の発生源を捜索しているということだ」
水中の音は、アメリカ海軍とも共有し分析を急いでいるということです。