北京市当局 オミクロン株「基本的に抑え込んだ」五輪開会式前に
オリンピックの開会式が4日行われるのを前に、中国の北京市当局は、市中感染が見つかっていたオミクロン株について、「基本的に抑え込んだ」と発表しました。
北京市の衛生当局によりますと、1月15日以降、北京市内では115人の新型コロナウイルスの感染者が確認されていますが、そのうち、オミクロン株の感染は6人にとどまっているということです。
すでに連続して10日間、オミクロン株の感染者は新たに見つかっておらず、衛生当局は「オミクロン株については基本的に抑え込んだ」と発表しました。
一方、残りの109人はすべてデルタ株の感染者で、いまも1日に数人の感染が確認されていることから、オリンピックの開幕を前に、行動制限などの感染対策は引き続き、徹底する構えを強調しています。