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4回目の停戦協議、一時中断 15日に再開へ

2022年3月15日 6:10
4回目の停戦協議、一時中断 15日に再開へ

ロシアとウクライナは14日、停戦に向けた4回目の協議を行いました。協議は一時中断され、15日に再開されるということです。

首都キエフで14日に撮影された映像には、歩行者が画面左上を気にした瞬間、ミサイルのようなものが着弾し、激しく炎上する様子が記録されていました。ロイター通信によりますと、この攻撃で2人が死亡したということです。

アメリカ国防総省の高官は、ロシア軍の進軍が止まっていて、キエフなどで長距離の砲撃を増やしていると分析しています。

また、13日に西部ヤボリウの軍事施設がミサイル攻撃を受けましたが、ロシア軍の西部への攻撃拡大は「アメリカの軍事支援に影響しない」と強調しています。

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一方、いわゆる『人道回廊』を使って、これまでにおよそ15万人が避難しました。

ただ、ロシア軍の包囲が続く南東部のマリウポリでは、一部の市民が自家用車で脱出したものの、避難を希望するおよそ20万人が依然取り残され、深刻な人道危機となっています。

こうしたなか14日、ロシアとウクライナの4回目の停戦協議がオンライン形式で行われました。内容は明らかになっていませんが、ウクライナ側によりますと、協議は一時中断され、15日に再開されるということで、2日連続の協議は初めてです。

一方、ウクライナの国営電力会社は14日、チェルノブイリ原子力発電所の送電線をロシア軍が再び傷つけたと発表しました。今月9日に電力が停止し、復旧作業を終えたばかりでした。原発を占拠するロシア軍が、妨害工作を繰り返しているとみられます。