クーデターに対する抗議デモの弾圧が続くミャンマーの状況について、国連が最新の報告を行い、「少なくとも２１１人が殺害された」と明らかにしました。

ミャンマーに常駐している国連の担当者は１９日、クーデターが起きた先月１日以降の状況を報告し、「これまでに１５人の子どもを含む、少なくとも２１１人が軍に殺害された」と明かしました。

また、抗議デモに参加したとして少なくとも２４００人が拘束されたとした上で、拘束された人に対する軍による性暴力も報告されているとしています。

さらに、治安部隊が３６の病院を占拠するなどして、新型ウイルスの検査や治療が停止しているとしています。