米議会議事堂に車で突入…運転の刃物男射殺
アメリカの首都ワシントンで2日、連邦議会議事堂の出入り口に刃物を持った男が車で突入しました。議会警察が応戦し、警官1人と容疑者の男のあわせて2人が死亡しています。
議会警察などによりますと、2日午後、議事堂の出入り口で、警備にあたっていた警官2人に車が突っ込みました。その後、運転していた男が刃物を持って車から降りて向かってきたため、警官らが発砲し、男は射殺されました。警官2人は病院に搬送されましたが、うち1人が亡くなったということです。
NBCテレビによると、容疑者は中西部インディアナ州に住む25歳の男だということですが、警察は、「今のところテロとの関連はないようだ」としています。事件直後は一時、議事堂と周辺が封鎖されるなど、厳戒態勢となりました。
バイデン大統領は声明を出し、亡くなった警官の家族に「心からお悔やみを申し上げる」としています。