ヒョウ脱走、施設側しばらく公表せず 中国
中国のサファリパークからヒョウが逃げ出し、大規模な捜索が続いています。サファリパーク側はヒョウが逃げた後、しばらく情報を明らかにせず、担当者が処分されました。
中国・浙江省にあるサファリパークは8日、声明を発表し、3頭のヒョウが園内から逃げ出し、このうち1頭は今も見つかっていないことを明らかにしました。
中国メディアによりますと、サファリパークの周辺では今月初めからヒョウの目撃情報が相次いでいましたが、サファリパーク側は「パニックを引き起こす可能性があると考えすぐに公表しなかった」と釈明、「深く反省し謝罪する」と述べています。
現場周辺では10日も大規模な捜索が行われる一方で、地元警察がサファリパークの責任者ら5人を拘束し取り調べを行っているということです。