NY 地下鉄駅にもワクチン接種会場設置へ
アメリカ・ニューヨークで新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させるため、多くの住民が利用する地下鉄の駅にも接種会場を設けることになりました。
ニューヨークのクオモ州知事は10日、新型コロナワクチンの接種率が下がってきていることに対応するため、地下鉄の駅に接種会場を設け、移動のついでに予約なしでワクチンを接種できるようにすると発表しました。12日から、まずは試験的に8つの地下鉄の駅に接種会場を設け、1回の接種で済むジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンを提供するということです。
地下鉄利用客「素晴らしいことだと思います。(パンデミックを)終わらせるため人々が接種できる機会をなるべく多く作るべきだと思います」
また、駅で接種を受けた人には7日間無料で地下鉄に乗れるチケットを配布するとしていて、手軽さと報酬をウリに接種のさらなる加速を目指す考えです。