日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告は、日本円でおよそ６億６０００万円の報酬を返還するよう命じたオランダの裁判所の判決を不服として控訴する考えを示しました。

ゴーン被告は２６日、ＡＰ通信のインタビューに応じました。この中でゴーン被告はオランダの裁判所が６億６０００万円の報酬をオランダにある日産と三菱自動車の統括会社に返還するよう命じた判決について「ささいな問題で下された判決だ。判決の根拠となった書類も不完全なものだ」と述べました。

その上で、「このような判決が出たことは率直に言ってショックだ。多少動揺しているが、控訴するつもりだ」と述べました。