奇跡的な救助相次ぐ…地震発生から1週間以上 支援物資の到着遅れ指摘や衛生状態の悪化・疫病のまん延を懸念する声も トルコ
トルコ南部を震源とする地震は、発生から1週間以上となる中奇跡的に救助されるケースが相次いでいます。
トルコ南部で14日17歳と21歳の兄弟ががれきの中から運び出され地震発生から198時間ぶりに奇跡的に救助されました。
また、別の町でもがれきの中で生存していた18歳の男性が救助されました。
被災地では、懸命の救助活動を続け疲労困憊した救助隊員ががれきの中で仮眠をとる場面もみられます。
地震によるこれまでの死者は、トルコとシリアで合わせて3万7000人以上にのぼっています。
被災地では支援物資の到着の遅れが指摘されています。また、100万人以上が避難所に身を寄せていて衛生状態の悪化や疫病のまん延を懸念する声もあがっています。