イギリス 一日の“コロナ死者数”ゼロに
新型コロナウイルスワクチンの普及が進むイギリスで、感染拡大が始まった去年3月中旬以降で初めて、一日あたりの死者数がゼロになりました。
イギリス保健当局は1日、国内で報告された新型ウイルスによる死者数がゼロだったと発表しました。公共放送BBCなどによりますと、これは感染拡大が始まった去年3月中旬以降で初めてのことです。
ハンコック保健相は「明らかにワクチンが効果を発揮している」とコメントしました。
今年1月には一日あたりの死者数が1800人を超えたこともあるイギリスですが、ワクチンの普及とともに状況は大きく改善しています。
一方、感染力が強いとされるインド型の変異ウイルスがイギリス国内で広がっていることもあり、保健当局は引き続き手洗いや換気などを怠らないよう呼びかけています。