金正恩氏1か月ぶり動静 政治局会議を主宰
北朝鮮メディアは、金正恩総書記が4日、朝鮮労働党の政治局会議を開いたと伝えました。金総書記の動静が伝えられるのは、およそ1か月ぶりです。
5日付の「労働新聞」は、4日、党の政治局会議を金総書記が主宰したと写真付きで報じました。会議で金総書記は「現在の内外の情勢では党と政府がいつの時よりも重大な使命と責任で努力を尽くさなければならない」と述べ、懸案解決のために今月上旬、中央委員会の総会を招集することを決めました。
金総書記の公の場での活動が伝えられるのは、およそ1か月ぶりです。
北朝鮮は今年1月の党大会で党の規約を改正し、金総書記に次ぐナンバー2の「第1書記」のポストを中央委員会に新たにつくったことがわかっていて、次の総会で言及があるのか注目されます。