米国 台湾にワクチン75万回分を提供へ
アメリカの上院議員らが6日、台湾を訪問し、新型コロナウイルスのワクチン75万回分をアメリカ政府が台湾に提供すると発表しました。
アメリカの上院議員ら3人は6日午前、軍の大型輸送機で台湾に到着し、アメリカ政府がワクチン75万回分を提供すると明らかにしました。
バイデン政権は、国際的な枠組み「COVAX」などを通じて、世界各地にワクチンを提供する計画を発表していて、台湾への提供は、その一環です。台湾に対しては、日本政府も4日、124万回分を提供しています。
一方、中国政府もワクチンの提供を申し出ていますが、台湾の蔡英文総統は「中国に外国からのワクチン購入を妨害された」と批判し、申し出を拒否していました。
アメリカからのワクチン提供に、中国の反発が予想されます。