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米 日本への渡航“中止勧告”から引き下げ

2021年6月9日 4:31

アメリカ国務省は8日、新型コロナウイルスの感染状況を受け、「渡航中止」を勧告していた日本への渡航警戒レベルを一段階引き下げました。

国務省は先月24日に日本への渡航警戒レベルを4段階で最も高い「渡航中止勧告」としていましたが、レベル3の「渡航を再検討」に引き下げました。

今回の措置は、CDC(=疾病対策センター)が世界各国の感染状況の分類基準を変更し、日本の分類を「非常に高い」から「高い」に一段階引き下げたことに伴うもので、およそ2週間で緩和された形となります。

CDCは、「ワクチンの接種を完了していない旅行者は、不要不急の日本への渡航を避けるべき」としたうえで、「すべての旅行者は変異ウイルスに感染し広めるリスクがある」としています。

ロイター通信によりますと、CDCは今回、日本も含めて61か国の感染状況の分類を「非常に高い」から「高い」に引き下げていて、国務省の渡航警戒レベルも、これに連動して順次、引き下げられるものとみられます。