オーストラリアの野球連盟は、新型コロナウイルスの影響を考慮し、メキシコで予定されている東京オリンピックの最終予選を辞退することを発表しました。

オーストラリアの野球連盟は９日、公式サイトで今月２２日からメキシコで行われる予定の東京オリンピック最終予選の出場を辞退すると発表しました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を考慮したもので、チームが予選を勝ち抜いても、オーストラリアでの隔離措置の後、オリンピックに間に合うように日本に入国するのは難しいとしています。

野球連盟は、「選手とスタッフは、絶えず変化する状況の中で準備に熱心に取り組んできました。東京オリンピックに出場するチャンスがないのは非常に残念です」とコメントしています。

最終予選は当初、台湾で開催予定でしたが、新型コロナの影響でメキシコに変更され、すでに中国と台湾が参加を辞退しています。

画像：オーストラリア野球連盟ＨＰ