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投資家らが大谷選手や大坂選手らを提訴 「FTX」破綻めぐり

2022年11月17日 13:51

暗号資産の交換所を運営する「FTXトレーディング」の経営破綻をめぐり、損害を受けた投資家らが、宣伝に関わった広告塔にも賠償責任があるとして、メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手や女子テニスの大坂なおみ選手らを提訴しました。

「FTXトレーディング」は、有名スポーツ選手らを広告塔に起用するなどして知名度を上げましたが、今月、経営破綻したことが明らかになりました。

現地メディアによりますと、アメリカの投資家らが前CEOのサム・バンクマン・フリード氏に加え、広告塔をつとめていた大谷選手や大坂選手らにも賠償責任があるとして、16日までにフロリダ州の連邦地裁に提訴したということです。

賠償請求額は明らかになっていませんが、訴状では、アメリカの投資家らが、110億ドル、日本円でおよそ1兆5400億円の損害を被ったとしています。

議会下院の金融委員会は、FTXの経営破綻について来月、公聴会を開く予定です。