買い取りのプロが“だまされた” 純金ネックレスのニセモノで… 韓国・高敞
韓国・高敞の金や銀の買い取り店で、ニセモノの金のネックレスを持ち込んだ男が約100万円を受け取り、その後逮捕されました。“買い取りのプロ”が、まんまとだまされたその手口とは…
◇
11月3日、韓国・高敞(コチャン)にある金や銀の買い取りなどを行う店で、青い服を着た男が、店主に“金色のネックレス”を手渡しました。
店主はネックレスの重さをはかり、電卓を使って値段を計算。現地メディアによると男は、日本円で約100万円を受け取り、紙幣を1枚ずつ確認して、店をあとにしました。
質屋などで行われる普通のやりとりにみえますが、純金のネックレスだと思い買い取ったものは、銀のネックレスを金色に塗ったニセモノ。“買い取りのプロ”が、まんまとだまされたのです。
被害に遭った店の店主
「純金は切るとやわらかく切れます。でもこれは切れないんです」
同じ体積の場合、銀の重さは金の半分ほどだといいますが、このネックレスは重さも純金と同じくらいで、取引したときはわからなかったといいます。
ニセモノのネックレスを持ち込んだ男は逮捕され、今年9月から同様の手口を8か所でくりかえし、日本円で約660万円をだましとったということです。