集合住宅崩落から20時間…1人の死亡確認
アメリカ南部・フロリダ州で12階建ての集合住宅の一部が崩れ、これまでに1人の死亡が確認されています。
崩落から間もなく20時間。現場ではライトが照らされる中、懸命の捜索活動が続けられています。
現場はフロリダ州マイアミ近郊のビーチ沿いで、24日午前1時半ごろ、12階建ての集合住宅の一部が突然、崩れ落ちました。現地当局によりますと、これまでに1人が死亡、11人が手当てを受けたということです。
この建物には136戸が入っていて、そのうち55戸にあたる部分が倒壊したとみられています。この建物の住人とみられる99人の安否がわからないということですが、当時、建物内にどれぐらいの人がいたかなどはわかっていません。現場近くに設けられた居住者の集合場所には、安否不明の家族や友人の情報を求めて多くの人が集まっています。
友人を待つ男性「とても仲の良い友達なんです。生存者が見つかることを祈っています。彼がまだ生きていると願っています。今はそれしかできません」
多くの関係者が見守る中、この後も捜索は24時間態勢で行われるということです。