EU「デジタル新型コロナ証明書」正式開始
EU=ヨーロッパ連合は1日、新型コロナウイルスのワクチンを接種したことなどを示す加盟国共通の「デジタル新型コロナ証明書」の運用を正式に開始しました。
「デジタル新型コロナ証明書」のQRコードには、ワクチンを接種したことを示す情報や検査の陰性結果などが含まれています。スマートフォン上に表示したり紙に印刷したりして使用し、入国時の自主隔離や検査の免除などに活用されます。
発行は各国政府が行いますが、デザインは共通で、EUに加盟する全27か国で使うことができるため、夏のバカンスシーズンを前に域内の移動が円滑に進むことが期待されています。
先月からすでに多くの加盟国で運用が始まっていますが、1日からEU全域での正式運用が始まりました。