プーケット 接種済んだ外国人は隔離なしへ
タイ南部のリゾート・プーケットで1日から、新型コロナウイルスのワクチンの接種が済んだ外国人を対象に、隔離なしでの受け入れが始まりました。
タイ政府は、新型ウイルスの感染拡大で打撃を受けた観光業を立て直すため、プーケットでワクチンの接種が済んだ外国人観光客の、隔離なしでの受け入れを始めました。
対象は67の国と地域で、日本からはビジネス目的の渡航に限り、隔離の免除が適用されるということです。入国者は、プーケットに14日間滞在したあとであれば、タイ国内を移動することもできます。
地元当局によりますと、1日はUAE(=アラブ首長国連邦)などから、およそ400人が到着しました。タイ政府はプーケットでの受け入れが順調に進めば、この取り組みをほかの都市にも広げたい考えですが、タイ全体ではワクチン接種の遅れや、変異ウイルスの流行で感染の拡大が続いています。