韓国軍は、北朝鮮が13日朝、日本海に向けて中距離以上の弾道ミサイル1発を発射したと発表しました。

韓国軍は、北朝鮮が13日午前7時20分すぎ、平壌近郊から日本海に向けて中距離以上の弾道ミサイル1発を発射したと発表しました。飛距離など詳しい情報は明らかになっていません。

北朝鮮による弾道ミサイルの発射は3月27日に地対地戦術弾道ミサイル2発を発射する訓練を行って以来です。

また、この同じ日、金正恩総書記は核兵器事業を視察し、戦術核弾頭とみられるものも公開しました。金総書記は「威力ある核兵器の生産に拍車をかけていくべき」と強調、核ミサイル開発をさらに進めるよう指示していました。

北朝鮮はアメリカと韓国による合同の軍事訓練に反発する形でミサイル発射や軍事力の誇示を続けていて、さらなる軍事行動が懸念されていました。