アメリカのホワイトハウスは12日、ウクライナに対する新たな軍事支援として、3億ドル（＝日本円で約440億円）相当の弾薬などを送ると発表しました。

アメリカでは、ウクライナに追加の軍事支援行うための緊急予算の成立が与野党の対立により難航し、予算が枯渇しています。

こうした中、ホワイトハウスのサリバン大統領補佐官は12日、既存の予算の範囲内でコストを削減し、捻出した資金3億ドル（＝日本円で約440億円）相当で新たな軍事支援を行うと発表しました。高機動ロケット砲システム「ハイマース」の弾薬などを送るということです。

サリバン氏は「ウクライナの戦場からの要求を満たすにはまだ不十分だ」と述べ、緊急の予算案を一刻も早く可決すべきだと訴えました。