マリウポリ 製鉄所からの避難民、第二陣もバスで出発か 避難直後に攻撃再開の情報も
ロシア軍が包囲を続けるウクライナ南東部マリウポリでは、製鉄所から市民の避難が行われていますが、現地ではロシア側が攻撃を再開したとの情報もあり、安全な避難が実現するかは不透明です。
ゼレンスキー大統領は1日、マリウポリのアゾフスタリ製鉄所から第一陣としておよそ100人の市民が避難を始めたと明らかにしました。
避難民「(食べ物は)ほとんどなかった」「大人は我慢できるけど、子供はいつもおなかをすかせていた」
ゼレンスキー大統領は避難民が2日朝にはザポリージャに到着する予定だとしましたが、これまでのところ、避難民が到着したとの情報は確認されていません。
一方、マリウポリ市長の顧問は2日も避難民がバスで出発したと明らかにしました。しかし、初日の避難直後からロシア側が砲撃を再開したとの情報もあり、安全な避難が実現するかどうかは不透明です。