戦闘休止「2日間延長」へ ハマスが人質11人解放
イスラエルとイスラム組織ハマスは戦闘の一時休止を2日間延長することで合意しました。また、イスラエル軍は、ハマスに解放された人質11人がイスラエルに向かっていることを確認したと発表しました。
イスラエルとハマスの戦闘の一時休止をめぐり、ハマスは日本時間28日未明、休止期間を2日間延長することで合意したと明らかにしました。
また、イスラエル軍は、ハマスに拘束されていた人質11人が解放され、イスラエルに向かっていることを確認したと発表しました。カタール外務省によれば、解放された人質にはフランス人3人、ドイツ人2人、アルゼンチン人6人が含まれているということです。
こうした中、ロイター通信はアラブ諸国とEU(=ヨーロッパ連合)が27日、スペインで開かれた会合で、パレスチナ国家の設立を念頭に、イスラエルとパレスチナ2つの国家が共存することによって紛争を解決することが必要との認識で一致したと伝えました。
EUの外相にあたるボレル外交安全保障上級代表は「パレスチナ自治政府がガザを統治すべき」との認識を示しています。
イスラエルはこの会議に出席しませんでした。