10月の米雇用統計、就業者数は前月から1万2000人増…市場予想を大きく下回る
アメリカの10月の雇用統計が発表され、就業者数は、前の月から1万2000人の増加となり、市場予想を大きく下回りました。
アメリカ労働省が1日に発表した10月の雇用統計で、景気の動向を反映する農業部門以外の就業者数は、前の月から1万2000人増え、10万人程度を見込んでいた市場予想を大きく下回りました。
一方、失業率は、前の月と同じ4.1%でした。
雇用の伸びが大きく減速したのは、アメリカ南部を襲ったハリケーンや航空機大手ボーイングの大規模ストライキなどの影響とみられ、市場では、「一時的な減速」との見方が広がっています。
FRB=連邦準備制度理事会は、今月6日から2日間の日程で金融政策を決める会合を開く予定で、0.25%の利下げが見込まれています。
最終更新日:2024年11月2日 0:50