物価高騰で“抗議デモ” 突然の「外出禁止令」でさらに激化…
ペルー・マンチャイで4日、物価の高騰に反発した市民を警察が拘束していました。混乱を受け、ペルーの首都リマなどには、一時、外出禁止令が出されましたが、突然の外出禁止令が人々の怒りに火をつけ、デモが激化しました。
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ペルー・マンチャイで4日、催涙弾を撃つ音が響く中、反発する市民を次々と警察が拘束していました。
ペルーではガソリンや食料品などの価格が急上昇していて、高速料金も値上げされ、人々は料金所を燃やして石を投げるなど激しく抗議していました。
物価高騰の背景にあるのが、ロシアによるウクライナ侵攻です。
混乱を受け、ペルーの首都リマなどには一時、外出禁止令が出されましたが、突然の外出禁止令が人々の怒りに火をつけ、デモが激化しました。
街では「政府は我々の自由を奪い、我々を弾圧している。怠慢で腐っている」という声も上がり、結局、外出禁止令は解除されることになりました。
ペルーのインフレは先月、26年ぶりの水準を記録しています。ロイター通信によると、これまでにデモが原因で5人が死亡したということです。