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南米ペルー ウクライナ“侵攻”で燃料や食料が高騰…市民の一部が暴徒化も

2022年4月7日 6:40

ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、南米ペルーでは、燃料や食料品の急激な値上げに抗議する市民と警察が激しく衝突するなど、混乱が起きています。

ロイター通信によりますと、ペルーでは、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、ガソリンや食料品などの価格が急激に上がっていて、値上げに抗議する市民らによるデモが相次いでいます。

5日、首都リマでは、一部のデモ隊が警察と衝突し、警察は警棒や催涙弾で応戦しました。

カスティージョ大統領は一時、首都リマなどに非常事態宣言を出し、市民に対し外出を禁止していましたが、これに反発を強めた市民が暴徒化したものです。

4日にも各地でデモが起きていて、高速道路の料金所が燃やされるなどしています。これまでに、デモが原因で5人が死亡したということです。