大接戦のブラジル大統領選 きょう午前中に大勢判明の見通し
南米ブラジルで30日、大統領選挙の決選投票が行われました。大接戦となっている右派のボルソナロ大統領と左派のルラ元大統領の戦いは日本時間31日午前には大勢が判明する見通しです。
ブラジルの大統領選挙は今月2日の1回目の投票で過半数の票を獲得した候補がいなかったことから現職で右派のボルソナロ大統領と2003年から2期、左派政権を率いたルラ元大統領の2人による決選投票が行われました。
ボルソナロ氏が燃料価格の引き下げなど経済対策を打ち出す一方、ルラ氏は低所得者層への給付金など貧困対策で支持を訴えました。
地元の選挙管理当局によりますと日本時間午前7時15分時点、開票率91.4%でルラ氏が50.6%の得票率でボルソナロ氏の49.4%をわずかにリードしています。
大勢は日本時間31日の午前中に判明する見通しです。