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ルワンダのマラソン選手 五輪出場資格剥奪

2021年7月3日 17:35

東京オリンピックに出場を予定していたルワンダのマラソン選手が新型コロナウイルスの感染防止対策に違反したとして、出場資格を剥奪されました。今大会での資格剥奪は初めてとみられます。

出場資格が剥奪されたのはアフリカ東部・ルワンダの男子マラソン代表のムヒティラ選手です。ルワンダオリンピック委員会によりますと、ムヒティラ選手は先月29日、ルワンダのキャンプ地の宿舎から許可なく抜け出したということです。

これについて委員会は「東京大会で定められている新型ウイルスの感染防止対策に違反した」と説明しています。一方、ムヒティラ選手は抜け出した理由について地元メディアに対し、「体調不良で薬をもらうためだった」と話しています。

今大会で新型ウイルス対策をめぐり出場資格がはく奪されたのは初めてとみられます。