細田守監督の最新作 カンヌ公式部門に選出
アニメーション映画『サマーウォーズ』や『バケモノの子』を手掛けた細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』がカンヌ国際映画祭の公式部門に選出されました。
カンヌ国際映画祭の公式ホームページによりますと、細田守監督のアニメ映画『竜とそばかすの姫』は、今回から新設された「カンヌ・プルミエール部門」に選出され、世界初上映されるということです。
国際映画祭の中でも最高の権威とされるカンヌ国際映画祭でアニメーション作品が選ばれるのは異例のことで、日本からは唯一の「プルミエール部門」選出となりました。
映画は、心に傷を抱えた女子高校生が、ネット上の仮想世界を舞台に、不思議な出会いを通じて悩みながらも成長する姿を描いたもので、日本では今月16日から公開予定です。
細田監督は、「コロナ禍の中で一時途絶えていた映画文化が再び復活する姿を、ともにカンヌの地で祝い、感じたいと思います」とのコメントを発表しています。