イスラエル軍“人質約20人拘束されていたトンネル”映像公開
イスラエル軍は21日、パレスチナ自治区ガザ地区で人質およそ20人が拘束されていたトンネルだとする映像を公開しました。
イスラエル軍は21日、ガザ地区南部のハンユニスで人質およそ20人が拘束されていたトンネルだとする映像を公開しました。
イスラエル軍によりますと、トンネルの長さは830メートル、深さは20メートルで、映像には毛布やマットレス、使用されていたとみられる鍋や食器が映っています。
イスラエル軍は、「イスラエル兵はトンネルを進む途中で、複数のテロリストを攻撃し、排除した」としつつも、「兵士らがトンネルに到達した時点で、人質はすでに別の場所に移されていた」としています。
いまだ多くの人質がガザ地区に取り残されているとみられる中、ネタニヤフ政権は、攻撃の縮小や戦闘の一時停止を拒否し続けていて、ロイター通信によりますと、テルアビブで20日、政権への抗議デモが行われ、数千人の市民が参加しました。