公文書の「外来語使用を制限」プーチン大統領が法律に署名
ロシアのプーチン大統領は28日、公文書などで外来語の使用を制限する法律に署名しました。ウクライナ侵攻をめぐり、西側諸国の一部で進むロシア文化を排除する動きをけん制する狙いもありそうです。
プーチン大統領が署名したのは「ロシア連邦の国語」法の改正案で、ロシア語を外来語から保護することを目的としています。
対象となるのは公文書などで、原則として外来語の使用が禁止され、ロシア語に同じ意味を示すような単語がない場合にのみ、例外として外来語の使用が許されるということです。
使用可能な外来語について、ロシアメディアは、政府が取り決めて承認するとしています。
新たな法律の施行には、ウクライナ侵攻をめぐり西側諸国の一部で進むロシア文化排除の動きをけん制する狙いもありそうです。