“接種義務化”反対デモで封鎖…米国とカナダの国境の橋が通行再開
新型コロナウイルスワクチンの接種義務化に反対するトラック運転手らによるデモで、アメリカとカナダの国境の橋が通行できなくなっていた問題で、地元の警察は13日、デモの参加者を逮捕し夜遅くに橋の通行が再開されました。
ワクチン接種義務化に反対するトラック運転手らによるデモは、カナダのウィンザーとアメリカのデトロイトを結ぶ橋を封鎖して行われ、交通や物流への影響が広がっていました。
地元警察は12日からデモ隊の排除をはじめ、13日には、デモの参加者、複数人を逮捕したほか、現場にとどまる車両をレッカー移動しました。地元メディアなどによると13日の夜遅くに橋の通行は再開されたということです。
橋の維持管理を担当する会社は「アンバサダー橋は現在完全に開通していて、カナダとアメリカの経済において自由な貿易が再び可能になる」としています。