米IT大手 オフィス勤務にワクチン義務化
アメリカで、新型コロナウイルスのデルタ株の感染が急拡大する中、IT大手、グーグルとフェイスブックは、28日、オフィスで勤務する従業員には、原則としてワクチン接種を義務づける方針を明らかにしました。
グーグルによりますと、今後、数週間のうちにアメリカ国内のオフィスで勤務する従業員には、ワクチン接種を義務づけます。医療上の理由など接種ができない人は対象外です。また、数か月のうちにアメリカ以外にも広げる方針だということです。
一方、フェイスブックも28日、今後オフィスを再開するにあたって、アメリカ国内で出社する従業員らに原則として接種を義務づけると発表しました。
この2社の本社があるカリフォルニア州では、デルタ株の感染が急拡大していることを受け、今後、州の職員らに接種の証明書の提示、または検査が義務づけられることになっていて、ワクチンの接種率を上げようとする動きが進んでいます。