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武漢で約1年ぶりに市中感染 警戒強める

2021年8月4日 13:50

世界で最初に新型コロナウイルスの感染が拡大した中国・武漢で、およそ1年ぶりに市中感染が確認されました。当局は市民およそ1000万人へのPCR検査を行うなど警戒を強めています。

武漢では感染が確認された今月2日、一部のスーパーで買い占めの動きがあったということで、物資が不足している様子を中国メディアが伝えています。

当局によりますと、武漢では4日までに無症状も含めると15人の感染が確認されたということで、一部の地区を封鎖するとともに全市民およそ1000万人へのPCR検査を行うと発表しました。中国メディアによりますと、武漢で市中感染が確認されるのはおよそ1年ぶりです。

このほかにも、中国各地では北京や上海など主要都市で感染力が強いデルタ株の感染確認が相次いでいて、当局は警戒を強めています。