米テロ20年 消防士に感謝の“日本弁当”
アメリカ同時多発テロから20年を迎えるのを前に、ニューヨークの日本総領事館は9日、救出活動にあたった消防士に感謝を伝えるため、日本の伝統的な「弁当」を贈呈しました。
ニューヨークの貿易センタービルに旅客機が突っ込むなどしたアメリカ同時多発テロから11日で20年を迎えます。現場で救助活動を行ったニューヨーク市消防局は、消防士ら340人あまりが犠牲となりました。
こうした消防士らに日本人コミュニティーからも感謝を伝えようと、ニューヨークの日本総領事館などが9日、市内の消防署に日本の伝統的な弁当や千羽鶴を贈呈しました。
山野内勘二総領事
「日本コミュニティーが消防士の方々に抱いている敬意、感謝、友情、彼らの安全を願う気持ちを伝えられたのかなと」
消防署長は「地域社会がこうして来てくれることで、20年前のあの出来事が忘れられていないと感じることができる」などと、日本人コミュニティーに感謝の言葉を述べました。