国連安保理“北ミサイル”で緊急会合開催
北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受け、国連の安全保障理事会は15日、緊急会合を開きましたが、安保理として一致した対応はとれませんでした。
北朝鮮が弾道ミサイル2発を発射したことを受け、国連安保理は15日、フランスなどの要請に基づき非公開の緊急会合を開きました。
会合では、アメリカやフランスが今回の発射について、弾道ミサイルの発射を禁止した安保理決議に違反すると非難したということです。一方で、中国やロシアは、安保理として一致した対応を取ることに慎重な姿勢を示し、声明などは出せませんでした。
会合終了後、フランスの国連大使は記者団に対し、「北朝鮮は、韓国や日本にとって脅威であり、この地域の懸念を十分に理解している」と述べた上で、北朝鮮に対して安保理決議を守るよう求めました。