ＩＯＣ（＝国際オリンピック委員会）は、来年の北京冬季オリンピック・パラリンピックについて、国外からの観客の受け入れを断念すると明らかにしました。

ＩＯＣによりますと、来年２月の北京冬季大会では、新型コロナウイルス対策として、観客を中国本土の在住者だけに限定することを決めたということです。東京大会に続き国外からの観客の受け入れを断念しました。

大会参加者については、ワクチンを接種していなければ北京に到着後、２１日間の隔離措置をとるということです。

北京市民「もし観客が来て感染が再拡大するなら、北京にとってもかなり危険です」

北京市民「国が国民の安全を守るためだと思う。国の決定を支持し、感謝しています」

北京市民からは、観客の受け入れ断念を歓迎する声が多く聞かれました。