東京オリンピックまであと１５日。ＩＯＣ（＝国際オリンピック委員会）のバッハ会長が来日しました。

８日正午すぎに羽田空港に到着したＩＯＣのバッハ会長は、検疫で新型コロナウイルスの検査を受け、およそ２時間後に滞在先のホテルへ向かいました。

バッハ会長は、１１日まで隔離生活となり、８日夜行われる５者協議にはリモートで参加する予定です。注目される観客数については、その５者協議で決まります。

緊急事態宣言が出されると、イベントの観客数は収容人数の５０パーセント以下、かつ上限５０００人となるほか、午後９時までに制限されるため、東京オリンピックの開閉会式や午後９時以降の競技は無観客となる見通しです。

組織委員会は、大規模会場についても、日中の競技は５０００人を上限に入場させたい考えで、東京都と調整しています。

また、東京都以外の会場についても、午後から各自治体と詰めの協議を行っています。