IOCバッハ会長、広島を訪れる方向で調整
IOC(=国際オリンピック委員会)のバッハ会長が、来月16日に被爆地の広島を訪れる方向で調整していることがわかりました。
IOCのバッハ会長は来月9日に来日し、国連総会で採択された「オリンピック休戦決議」の期間に入る来月16日に広島を訪問する方向で調整がすすめられていることが関係者への取材でわかりました。
広島では、平和公園を訪れ献花を行うほか、平和記念資料館も訪問し、オリンピック開催の目的である「スポーツを通じ平和な世界の実現に寄与する」というメッセージを発信するものとみられます。
当初、5月に広島での聖火リレーの式典への出席も計画されていましたが、新型コロナの感染拡大の影響で中止となっていました。
また、来月16日は、すでに来日しているコーツ調整委員長の長崎訪問も検討されています。