ザンビア ピコ太郎の動画で手洗い呼びかけ
ワクチン接種率の低いザンビアで、日本でもおなじみのあの人の「手洗い動画」が感染予防に一役かっています。この取り組みで、手洗いを実践する家庭が増えたということです。
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ワクチン接種を終えた人の割合が2%あまりにとどまっているアフリカ南部のザンビア。
貧しい地区を中心に、手を使って食事をする文化があるため、手洗いの徹底が重要ですが、手洗いの重要性を知らない人も多いといいます。
そこで、こんな取り組みが行われています。
踊る男性の後ろにあるモニターに映っていたのは、見覚えのある“あのスター”。
ピコ太郎さんが「PPAP」のフレーズにあわせ、正しい手洗いを呼びかけた動画です。
「I have a hand.I have a soap. Uh!Wash!Wash!Wash!」
日本のJICA・国際協力機構がザンビアの子供たちへの啓蒙活動のために、ピコ太郎さんの動画を使用したのです。
この取り組みで、手洗いを実践する家庭が増えたということです。
参加した子ども
「トイレの後は手を洗う。友達を触らないことを学びました」
ピコ太郎さんも、こうコメント。
「ザンビアでやってくれてるピコ!どんどん真似してね!」