冬季五輪聖火が北京に 感染対策焦点の大会
来年2月に開幕する北京冬季オリンピックの聖火が20日、中国・北京に到着しました。
北京市内で開かれた式典では、ケースに入った聖火がトーチでステージに移され、お披露目されました。聖火は、古代オリンピックの発祥の地であるギリシャで採火されたあと、空路で運ばれ、日本時間20日朝、開催地の中国・北京に到着しました。
今後は約100日間展示されたあと、新型コロナウイルス対策を考慮し、開幕直前の3日間のみ競技会場の周辺で聖火リレーを行う予定です。
来年2月4日から始まる北京冬季オリンピックは観客を中国本土の在住者に限定するなど、さまざまなコロナ対策がとられる予定ですが、北京でも19日、約2か月ぶりに感染者が確認されており、東京大会に続き感染対策の是非が大きな焦点となります。