アメリカのＩＴ大手フェイスブックは２８日、社名をフェイスブックから「Ｍｅｔａ」に変更したと発表しました。

ザッカーバーグＣＥＯ「“メタバース”に息を吹き込むための新しい道しるべを得た」

フェイスブックのザッカーバーグＣＥＯは２８日、「メタバース」と呼ばれる仮想空間の開発に注力するため社名をフェイスブックから「Ｍｅｔａ（メタ）」に変更したと発表しました。

「メタバース」は仮想現実や拡張現実などの技術を使ったインターネット上の仮想空間で、アバターを通して交流できるもので、ＩＴ各社が開発を進めています。

一方でＳＮＳとしての「フェイスブック」や「インスタグラム」などの名前は変わらないということです。

ザッカーバーグＣＥＯは「現在の社名はわれわれが行っている事業の全体像を網羅していない」と説明していますが、フェイスブックを巡っては元社員が「子どもに悪影響を与えているのに必要な対策をとっていない」とアメリカ議会で訴えるなど企業体質に批判が高まっていました。