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店内飲食、陰性証明だけでは不可に ドイツ

2021年11月12日 21:43

ドイツ国内では感染が急拡大しています。一部地域では、レストランの店内飲食や劇場などの利用が、陰性証明だけでは原則、認められなくなりました。

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11日、ドイツ・ケルンで始まったのは伝統的なお祭り、カーニバルです。参加者それぞれ、カラフルな衣装に身を包み、大きな声で歌う様子がみられました。このイベントでは、参加者たちはワクチン接種証明の提示が求められていましたが、そのほとんどが、マスクをせず、イベントを楽しんでいました。

こうした一方で、ドイツ国内では感染が急拡大しています。(感染者 495万7378人 死者 9万7394人 米ジョンズ・ホプキンス大 12日午後5時時点)

ドイツの研究所が11日に発表した新規感染者は、過去最多となる5万196人でした。地元メディアによりますと、東部ザクセン州では、8日からレストランの店内飲食や、劇場などの利用は、ワクチン接種を完了した人か、感染から回復した人に限られ、陰性証明は原則、認められなくなりました。

ドイツでは、接種を完了した人が人口の7割弱と、頭打ちとなっています。